たった一粒の親子丼。ー事件File1ー
とある昼下がり。私の元に一つの情報が届いた。
「一粒の親子丼が綾部市には存在する・・・」
謎めいたこの情報・・・意図するところは何なのだろう。
しかし、一粒の親子丼・・・・
たった一粒で親子丼。
なんて耽美な響き。京都の風情を、日本の様式美をそこはかとなく感じてしまう響き。
その一粒に凝縮されるであろう丼ぶりの魅力。すべてが詰まっているような雰囲気は日本の京都をまさに体現しているのかもしれない。
知りたい。
見てみたい。
味わってみたい。
だから行くしかない。
これも調査だ。そうだ、調査なんだ。(ということにしよう。。。)
。。。丼の中で一番好きな丼物は親子丼です。
◆電車を使って綾部市まで~
山陰本線に揺られること1時間。
目的の綾部市に到着!ここからは徒歩で5分ほどらしい。
目印はたしか・・・「緑のちょうちん」・・・
発見!!!!
早速店内にて親子丼を注文。
かぐわしい香りが漂ってくるが、これは本当に一粒だけの親子丼なのだろうか。
一粒だとしたら卵と鶏肉はどのように絡んでくるのだろうか。
何度おかわりすれば満たされるのだろうか・・・・
◆いざ実食!!!!
ようやく目の前に親子丼が運ばれてきた!
さて、その実態は・・・・
親子丼!!!!!
てっかてかの、つっやつやの、神々しい親子丼が目の前に現れました。
あれ?ひとつぶ・・・?という疑問もありますが、、とにかくお腹がすいたので実食する。
「うんまぁぁぁ~!!!」
とろとろふわふわの卵に、しっとりとしみた優しいだしの味。
一口かきこむが、もう次の一口を体が欲している!!!
なんじゃこりゃー!!!
◆国産品のみで作られる親子丼
なるほど・・・ひと粒というのは店名でした。
あまりのおいしさに、ご主人にお話をお伺いしました。
「うちの料理は、地元を中心に旬の食材、本物の食材を全国から直接買い付け、化学調味料を使用しない野菜、味付けがうりですね。」
なるほど・・・あの包まれるような優しい風味は、自然の優しさなのですね・・・。
ほかにも、旬のお野菜の天ぷら、おだしのきいたおうどんなど、美味しそうなものがたくさん・・・。目移りしてしまいそうです。
一粒の親子丼は一粒ではなかったが、確かに一粒の親子丼でした。(意味深)
この情報の送り主は何を考え、リークしてきたのだろうか。
もしかして、一粒しか食えないとはなんてひどいんだ!とでも言いたかったのだろうか。
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