京都のベネチア沈む!?ー事件File1ー
私はとある探偵事務所の探偵員。
今回は京都のヴェネチアが沈んだとのことを受け、調査に乗り出した。
調査の発端となったのはこの写真・・・
先日この写真が事務所に届いて、確信した…。
これはきっと奴らの犯行であると。すぐに確認せねば!!
◆伊根までの道のり~
京都丹後鉄道で「天橋立駅」を目指すことにした。
およそ2時間の道のり。思いのほか遠く、憂鬱になりかけたが・・・・
何!?この可愛い電車!!!!!
工業デザイナー水戸岡鋭治氏のデザインした丹後鉄道「くろまつ号」
モダンアンティークな内装に加え、食堂列車がついており、「スイーツコース」「ランチコース」「地酒コース」と列車の中でグルメが楽しめる。
スイーツコースを選び、頬をとろけさせていた私だが、ふと気づいてみれば、鉄道からの眺めも最高だった。
まるで天国のような時間を経て、あっというまに天橋立についてしまった。
ここからはバスで移動。およそ1時間をかけて、ついに・・・伊根町舟屋へ到着した。
◆舟屋は水没しているのか・・・
伊根の舟屋は伊根湾5キロメートルに軒を連ねる舟のガレージ。
1階部分が船置き場やガレージとなっており、2階部分が住居になっている。そこで民宿を営む人も多いらしい。国の重要伝統的建造物保護地区選定地でもある。
そんな舟屋が水没していたら・・・と思うと伊根湾に向かう足取りも速くなった・・・。
そして・・・・
沈んでない!!!美しい!!!!
まさに京都のヴェネチアと呼ぶにふさわしい光景!!!
潮の満ち引きを考え、ぎりぎりのラインで建設された舟屋の見事なたたずまい。
◆舟屋を眺めながら食事ができる。
もう少しこの風景を見ていたくなりまして。
地元の方に聞いて、「与謝荘」さんの食堂にお邪魔しました。
なんと贅沢な時間!!!!
調査に来たことを忘れてしまいそうなノスタルジックな雰囲気についつい羽を伸ばしすぎてしまったようです。
収穫は薄かったですが・・・
京都のベネチアは沈まない太陽でした。
<写真を利用させていただいたサイト>
https://retrip.jp/articles/25075/
http://blog.livedoor.jp/kaba_d/archives/51851488.html
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